2008/4/25
第57回全国りんご研究大会長野県大会は、全国の生産者や研究者ら16県から630人の参加者で開かれ、当園の畑にて視察が行われました。
県外生産者ら絶賛の声
生産者が栽培技術を情報交換する全国りんご研究大会の開催は、県内では9年ぶり。
当園主は、つがるの着色系品種「芳明(ほうめい)」の開発者でもあり、県内のシナノスイートのくだものコンクールで最優秀賞を5回獲得。特にふじは熟しにくい年でも下垂枝の果実が熟している点に着目し、結果枝を下垂させる樹形を確立。視察に際し標高700mの園地で、下垂枝の特性・樹形づくりの基本の一端を紹介しました。
また「10年後、この樹がどうなっているのか設計図を描いている」「観察が基本」との理論を披露した上で、「りんご作りにまだまだ満足していない」とも語り、関係者をうならせていた。